映画をつくる (国民文庫 840)
映画をつくる (国民文庫 840) / 感想・レビュー
kinkin
寅さんシリーズや「幸福の黄色いハンカチ」「家族」といった映画で著名な監督、山田洋次氏が映画について語った本。映画との出会い、映画界に入って。脚本のこと、映画スタッフ、テーマの捉え方など。寅さんシリーズ、若い頃は全然興味がなくて映画館で見たことは一度もない。しかし最近テレビで見てみると面白いのだ。歳を重ねるということとはこういう感じ方の違い方かもしれないなあ。寅さんは日本の社会や家族、文化がまだ円熟の時代だからこそ作られたと思う。平成やまして令和では作られなかったと思う。難しい言葉がなくて読みやすかった。
2021/04/12
kokada_jnet
星新一が「国語と国文学」の落語特集に寄稿した文章が引用されているが…。「落語という芸術は、文学と違ってひとりよがりの解釈が通用しない芸術である。だから落語批評家は存在せず、それは常に大衆であった」。安藤鶴夫とかは?
2018/05/04
にく にく
2時間で読了。
2013/04/20
カンパネルラ
タイトル通りの評論。まだ渥美 清が存命の時に書かれていて、話が古いが、非常に当たり前の事を書いていながら、納得させられる部分が多い
2006/05/22
蘇我クラフト
古めかしい言葉を覚えるにはちょうど良い。 どのように寅さんが生まれたか、過去の映画制作とはどのようなものだったかを綴る。
2023/09/25
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