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ドラマとしてのオペラ

ドラマとしてのオペラ

ドラマとしてのオペラ

作家
ジョーゼフ カーマン
Joseph Kerman
南條竹則
鈴木 圭子
辻 昌宏
出版社
音楽之友社
発売日
1998-12-10
ISBN
9784276200869
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ドラマとしてのオペラ / 感想・レビュー

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kthyk

ロマン主義時代の「音楽と建築」の検討を進めている。テーマは「音楽の自律」と「オペラ」。この書は「オルフェオ」から「ヴォツェック」までのオペラを「ドラマ」の文化史として明快にまとめた名著。オペラブッファが持つ音楽の連続性が劇的音楽の道を開いた。器楽音楽の劇的連続性を生み出したのはソナタ形式を支えた調性。18世紀の器楽曲はこの形式の展開により葛藤・経過・興奮・変化という絶え間ない変化が可能となり、劇的連続性が生みだされる。しかし、20世紀、シェーンベルクは調性を捨て無調音楽、その意味と展開は「幻想曲風に」へ。

2020/12/22

千葉さとし

教科書的に読んでいたので時間がかかりました。オペラ史を名作の検証によって辿り、その可能性と面白さについて考える本、こういうのが批評ですよね。もし全部読むのは…と思われた方、エピローグだけ先に読んで、著者の愛の重さを知れば楽しく読めるかもしれませんよ?(笑)

2011/12/08

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