荒木経惟 実をいうと私は、写真を信じています (人生のエッセイ)
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荒木経惟 実をいうと私は、写真を信じています (人生のエッセイ) / 感想・レビュー
keroppi
70年代から00年代までのエッセイが集められている。時代が前後しつつ並べられているので、陽子さんの死と生前が交差する。写真は、写す人が写されるのですね。愛とエロスが荒木さんの人生で、荒木さんの写真は、私小説なんだなぁ。
2017/09/12
どんぐり
天才アラーキーこと荒木経惟のエッセイ集。それぞれのエッセイには底本があるので、そこから寄せ集めである。「私は、写真家は、センチメンタルな旅を一生涯続けなければならないのであろうか。私は本棚から名作『センチメンタルな旅』をとりだしてページをめくった。これは風景になっていない。死景ではない。これは風景との感傷ではなく、妻との感傷である。私景なのである」と、亡き妻陽子さんのことを語っている。これは私小説的写真論といってよい。
2013/10/21
nutts
若い頃から、喪失感・寂寥と正面から向かい合って来たんですね。今月の「日本カメラ」で、その終着点を見たような気がしました。
2010/05/29
景
アラーキーのエッセイをまとめたもの。くだけた文章の方が好きかなあ。まじめな文章で股を広げたなんて書かれてもなんだか恥ずかしいw
2010/11/19
fuchsia
年代のエッセイ中心。基礎資料としては良いセレクションの内容なのでしょうが、ここ最近のエッセイだと思ってたのでうむむ。
2010/03/06
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