埴谷雄高: 影絵の世界 (人間の記録)
埴谷雄高: 影絵の世界 (人間の記録) / 感想・レビュー
Happy Like a Honeybee
埴谷雄高が第二次大戦中に検挙され、出獄されるまでの半生が記されている。 特高警察にガサ入れされ、焚書されてしまうなど時代を反映している。 先人たちの苦労があったからこそ、日本国憲法19条で思想良心の自由が活かされている。 台湾で出生し、恵まれた環境で左翼活動へ傾倒する埴谷氏。 ドストエフスキー、地下室の手記と重ねながら独房生活を振り返っている。
2014/08/17
感想・レビューをもっと見る