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クルイタイ

クルイタイ

クルイタイ

作家
二宮敦人
出版社
文芸社
発売日
2012-01-18
ISBN
9784286115474
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クルイタイ / 感想・レビュー

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ミロリ

狂いたくない、狂えない。読み進めるうちに狂いたくなって世界が歪んできたら面白いなと思っていたけれど、そこまでの力はなくて、あっさりと読み終えた。装丁はなかなか良かった。話の合間に入る、ちょこっとした奇妙な文字とイラストは良い意味でも悪い意味でも印象的。短編5編。『FILE.3』生きるのが困難になる、心のスイッチ。もしスイッチをオンオフするようなことがあるなら、長山君のように何も感じなくなる方に操作する。『アトガキ』他4編を客観的に見て、狂気の行動をする主人公。オチが意外で面白かった。

2014/09/28

°。*chocco*。°

『図書館』読んだ後、後味?!はあまりよくない本だと分かっていて読みましたが、やはり悪いです。FILE.3のお話は読んだ後も、たまに気になってしまいます。心に残って欲しくなかったですが、若干残ってしまいました。

2019/07/21

芍薬

私好みのストーリーでサクサク読めて程ほどにゾッとできて楽しいのですが、姉さん(おばさん?)としては合間の手書きに不気味さよりも若さを感じてしまってあとがきの恐ろしさが半減でした。

2013/09/07

ゆづ

二宮さん2冊目。今回は怖かった−!精神が崩壊していく怖さ、妄想や強迫観念。FILE3のスイッチONが1番狂気を感じました。でもそれ以上に物語の間の手書きの文字、そしてFILE3の終わりにあるイラストが不気味すぎる−!!

2017/02/11

そのぼん

タイトル通りの主人公たち…。短編集でしたが非常に後味が悪かったです。

2012/04/06

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