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93番目のキミ

93番目のキミ

93番目のキミ

作家
山田悠介
出版社
文芸社
発売日
2013-04-18
ISBN
9784286137537
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93番目のキミ / 感想・レビュー

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けい

ロボットであるシロと持ち主の也太や周辺の人々との心?の交流を描く物語。極めて今時な大学生也太とシロが心を通わせ、シロを通じて知り合った人々ともみんなで心通わせていく王道なストーリー展開。やがて訪れる別れの時・・・。小学6年の登場人物である和毅の心理描写が上手いと感じました。手軽に読める軽い感じの文章なんだけど、それだけじゃない、いいお話でした。

2014/09/23

カナティ

読友さんの感想より手に取りました。中高生に人気とあってスラスラと読める作品でした。最初は主人公・ナリタの身勝手な振る舞いに嫌悪感が募りましたが、スマロボと生活を共にするうちに成長していく姿には胸を打たれました。ラストのシロの覚悟にはウルっとなりました。読んでいる間、「軽いなぁ」と思ったのですが後半からラストへの展開が予想外だったので、読んで良かったです。山田さんの他の作品も気になります。

2014/01/06

ミロリ

心を持つロボットを購入した青年の物語。93番目の要素はほぼなかった。 今作は山田さんらしい話ではあるがグロ場面なしの感動入りストーリー。 ギャンブル好きでロボットをダシにするような主人公だと思っていたけれど最終的には良い奴に見えてきたので良かった。ロボット爆発事件については本当に危機感を覚えた。実際にロボットが普及される時代が来たら多発するのではないかと……安易にロボットには近づけない。 物語を読み終えてから改めて表紙を見ると 結末を物語っていることに気が付く。

2014/04/13

ぷう蔵

映画star warsを観て目を丸くした。これから未来はどうなるだろうと思っていた。SF映画などが想定した未来の時代に今が追いつこうとしている。映画ほどの高性能ではないがロボットなどは着実に我々の生活に入り込んで来ている。手にしているスマホも然り。ジーコジーコとダイヤルを回して声だけしか送れなかった時代が懐かしい。でも、声だからこそ伝わったものもある。これからもロボット技術は進化してゆくであろうが、技術だけでなく一緒に進化させなければならないものもある。terminatorには追いかけられたくない。

2016/08/09

しのぶ

読みやすい文体。じわっと泣かされた。

2014/07/05

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