【文庫】 メモリーを消すまで II (文芸社文庫 や 2-4)
【文庫】 メモリーを消すまで II (文芸社文庫 や 2-4) / 感想・レビュー
あかり
久々に山田悠介さんの作品を読みました。相変わらずとても読みやすく面白かったです。途中河合直也さんは何で出てきたんだろうと思いつつ、納得。ひとりひとりのキャラが濃いけどあまり共感は出来ず。でも、少しずつ繋げていくことで全部綺麗に繋がるのは気持ちが良かったです。リサの最後の姿が良かったな~。話とは少しズレますが、記憶は記録でないから良いのであってメモリーチップは嫌だな。忘れうから良いのであって、変化するから良いんだよね。だから大切な思い出は出来るんだろうな~。
2014/02/28
緑ドンviva
Ⅱはほぼ一気読みでした!黒宮も兵藤もちゃんと捕まってよかったが、もっと刑を重くして欲しいなと思った。新郷の恨みは凄まじいね。ストレートチルドレンの話は悲しい。子供たちって言うより親が悪いよね。最後のリサとコウキの所は、涙が出るまではいかないけど感動しました。何十年後がこんな未来にならない事を祈るばかりです。
2016/04/01
titilogy1739
ほとんどの登場人物に共感できないけどサクサク読めた。権力より仕事って人間少ないのかなー
2014/03/02
ろびん
なんて哀しく呆気ない結末なんだ。誰も救われない。何も得るものもない。そんな世界に生きる価値もない。記憶という名の記録が全削除されるのは、人が死ぬのと同じ。この世界観なら出生に関わらず、犯罪者は平等に消し去るべきなんじゃないの!?
2014/06/07
Ikuko Suzuki
Ⅰよりも展開が早く複雑な作りでした。コピーのコピーがあったり...こうなると、記憶が消されて可哀想感はほぼ無くなる感じでした。警察とMOCの関係も途中から、味方なのか敵対なのかよくわからなくなり、ただ一気に読みたくなる感じがあり、読みやすかったです。
2014/06/17
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