【文庫】 甘美な誘惑、そしてせつなく (文芸社文庫 か 3-3)
【文庫】 甘美な誘惑、そしてせつなく (文芸社文庫 か 3-3) / 感想・レビュー
すうさん
亀山早苗の(多分初の)官能小説。彼女の恋愛ルポ(特に婚外恋愛)はよく読んでいたので興味を持った。「ビッチ」つまり性奴隷になったライターと外国人歌手の物語。日常を逸脱した性の物語に倫理観や道徳観は不要だが、この物語にはどこか女性のせつない部分がにじみ出ている。人間の堕ちたい欲望や男女の恋愛の突き抜けていく部分は良く描かれていてフランス映画を見るようだ。官能小説はほとんど読まないが、著者によりけりだと思った。他の人がどんな評価をするのか読書メーターで観察していきたい。
2020/03/30
しるきー
彼がひたすらにムカつく(笑)なぜこんな男にハマってしまったんだろう。私には理解ができない。でも最終的には自分の迷い、不安、葛藤を断ち切ったように思えたかな。ただセックスしてるだけの本ではあったかな……内容が過激だけど。
2016/07/30
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