本には読む順番がある
本には読む順番がある / 感想・レビュー
KAZOO
齋藤先生の最新の読書法の本です。今までの読書関連の本とは異なりかなり整理されていてたぶんご自分の経験などから出来上がった本だと思います。最初の1冊をどう選ぶかという章があり、その後に「ジャンル別」「作家別」に分かれていてそれぞれ6ジャンル、6作家ごとに整理されています。私は非常に参考になりました。
2020/12/29
Carlyuke
好きなタイプの本で書店で2度目に見かけて購入。特に良かったのは具体的な書名を挙げて分野ごとにその分野の上級に該当する本に至る読む順番を示してくれるところ。ニーチェの入門書など積読している数冊も紹介されていてニーチェの作品を含めて読むのが楽しみである。様々な分野をカバーしていて著者の知的な関心範囲の広さに感銘を受ける。 すべてを真似たり購入したりすることはできないと思うが新しい分野に挑戦して刺激を受けるようにしたい。
2020/12/13
ニッポニア
久しぶりの斎藤先生本です。読む理由、どうして読むのか、少し迷っています。が、今は、Kindle本を出すために読むという意味合いが強い。だからゆっくり味わって読むよりもどんどん読んでいきたいと思う。以下メモ。頭の中に知性の地図を描く。野球選手が素振りするのと同じように、訓練として読む。相手に本のポイントを伝える際に必要なのが要約力。引用力。好きな文章を3つ選ぶ。
2022/09/08
レモン
昔は年を重ねれば難解な本もわかるようになると思っていたが、必ずしもそうではないことを知る前に読みたかった本書。時代背景等の知識が必要だったり、作者の文体に慣れていなかったりすることが挙げられる。『カラマーゾフの兄弟』は挫けそうになりながら何とか読了したが、『罪と罰』の前にSTEP1の『貧しき人々』から読んでみよう。最近Kindle Unlimitedに振り回されて読みがちなので、今年の目標は読みたいものを主体的に選んで読むことにしよう。
2022/02/25
メタボン
☆☆☆★ ニーチェやプラトン、ドストエフスキーといった「最高峰」を目指したくなった。ニーチェ入門→善悪の彼岸→ツァラトゥストラ。ソクラテスの弁明→饗宴→国家。貧しき人々→地下室の手記→罪と罰→カラマーゾフの兄弟、白痴。夏目漱石は書かれた順番に読んでいくというのは私も実践している。もう少しで「明暗」にたどり着く。それにしても斎藤先生は本当に本を大量に読んでいるな。本を汚したくない私は斎藤先生の3色ペン読書法は実践できないが。
2021/11/14
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