稲盛和夫、かく語りき
稲盛和夫、かく語りき / 感想・レビュー
たまりん
なるほど、渋沢栄一のように一見矛盾するような2つの命題を両立させ、常に「全従業員の物心両面の幸福を追求する」ことを心がけた人。今は自分の欲にはしる人が多い中で、こんな人が少しでもいてくれたら...。特に政治方面にこうゆう人が居てほしいものですが、いないですねぇ...。
2024/04/26
ゆーすけ
京セラの人っていうのは知っていたけれど、手に取る機会もなくあまり詳細を知らないまま軽い気持ちで読み始めたら、一言一言が刺さり、加えて文字も大きく行間も空いているため一気に読み終えた。最近になってようやく見直されてきた「人に焦点を当てた経営方針」の先駆けだったのか。本著は1970年代から2010年代までのインタビューの抜粋ではあるが、終始一貫して同じ事を説いており、同じ事を繰り返し説いているから何が大事なのかが分かり易くて良い。あらゆるリーダーへ道を示してくれており、大変勇気をもらえた。
2023/02/11
S
経営は哲学 使命感を信念にまで高めよ
2022/09/11
ray
☆5 人間の本質の上に成り立つ経営哲学。人道に基づいてやれば利があるのが当然。資本主義の根底に倫理あり。必要なのは人間性。謙虚さ。/企業競争は弱肉強食ではなく適者生存。利他の心。哲学を持ち変化に適応。/正直、誠意努力、欲に負けない。/井筒俊彦氏に感銘。自分が存在しているというより、存在というものが自分をしている。自然界で、たまたま才能を授かって役割を演じている。エゴをなくし世の為に使う。/逆境があったから強い意思力と哲学を得た。/心で人生が決まる。きれいに美しくして想い描く。それが人生を素晴らしいものに。
2021/08/21
taki
稲盛和夫氏逝去の報を受け、手に取りました。 勃興期から現在に至るまでの稲盛氏インタビュー集となっています。堪能しました。
2022/10/07
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