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ほめるのをやめよう リーダーシップの誤解

ほめるのをやめよう リーダーシップの誤解

ほめるのをやめよう リーダーシップの誤解

作家
岸見一郎
出版社
日経BP
発売日
2020-07-23
ISBN
9784296106981
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ほめるのをやめよう リーダーシップの誤解 / 感想・レビュー

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あすなろ

リーダーとして部下を叱っても褒めてもいけない。何故か。それはそれらを基準に部下の行動が制約されたり萎縮してしまうから。ではどうしたら良いのか。それは、ありがとうという言葉で伝えるべきである。ミスは自分のミスと同じと捉える。リーダーたる者は、曰くオーケストラにおける指揮者であり、同じオーケストラでも例えば小澤征爾氏がタクトを取れば全く違ったものになるし、指揮者だけ居ても音は鳴らぬ。という様な哲学者である筆者によるリーダー論。筆者提唱のありがとうという言葉はよく僕は使うが、もっと増やしても良いのかもしれない。

2023/08/27

koji

「嫌われる勇気」の岸見一郎先生のサーバントリーダーシップ論です。大企業から小集団まで全ての長に適用できます。岸見先生は「職場で尊敬され家庭で疎まれることは本来ありえないこと」と書いています。ドキッとしました。少し本文から書き残します。①ほめることの問題は、ほめられると自分に価値があると思えなくなること(上司は唯評価すればいい)、②部下を勇気づけるには「ありがとう」と言うこと、③リーダーは常に上機嫌であること、④リーダーが自分自身が課題に直面する勇気を持っていることを身をもって示すことでしか組織はかわらない

2020/08/12

ta_chanko

相手が部下や子どもであっても、人間として対等に接する。行動の是非ではなく、存在そのものを承認する。ほめない叱らない。事実に基づいて、対等な話し合いで解決する。競争ではなく、幸福のために働く。貢献感を持てることで、人は「自分に価値がある」と思える。「ありがとう」を広げる。

2020/11/06

ぶるーめん

管理職を数年務めているが、未だに悩むことばかりで、一定の成果は出ているものの管理職として正しいのだろうか、適性があるのだろうかと悩むことしきり。1つは明らかにプレイヤーから脱却できていないからなのだろうけれど。本書は哲学とアドラーなどの観点からリーダー論を語る。内容はわかるし、新たにリーダーになる人には読んでもらいたい本だと思う。ただ、今の自分にはあまりささらなかった。

2020/08/11

アカギ

私は会社で部下がいますが部下に遠慮してしまうというか、思ったことをハッキリ言えません。岸見さんのこの本のタイトルに興味を持ち読んでみましたが、読んでよかったです。部下と面と向かって人間対人間として会話を交わすことができるようになったように思います。部下と上司は役割分担であり、人としての上下関係ではない、というところに大変共感を持ちました。部下のいる方は是非とも読んでください。この国の社会がもっと良くなると思います。

2020/08/29

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