KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

数学的な思考とは何か ~数学嫌いと思っていた人に読んで欲しい本~ (知の扉)

数学的な思考とは何か ~数学嫌いと思っていた人に読んで欲しい本~ (知の扉)

数学的な思考とは何か ~数学嫌いと思っていた人に読んで欲しい本~ (知の扉)

作家
長岡亮介
出版社
技術評論社
発売日
2020-02-17
ISBN
9784297111519
amazonで購入する Kindle版を購入する

数学的な思考とは何か ~数学嫌いと思っていた人に読んで欲しい本~ (知の扉) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

禿童子

大学生、高校生、数学教師の卵といった一般の人を対象とする講演を書籍化した本なので、話の勢いで前後の脈絡が取りづらいと感じた。全体として現在の数学教育がひたすら「分かりやすさ」と「公式の暗記」に流れていて、学習者に考えさせて成長する芽をつぶしている。エジュケーションではなく自動車教習所のようなインストラクションに堕している、と言うのが話の骨子らしい。むかし予備校の教師として人気があったらしいのか、高校生への口調がいやに砕けているのは正直聞きづらい。学生運動の名残りを感じる口ぶりも。数学嫌いが増えそう(笑)

2020/09/27

リュー

数学者の逸話や義務教育の難点等は興味深く読めたのですが、数式が出るとやはり駄目でした。この数式はどの文章にかかっているのかが分からず、分かっても図がイメージできないのです。自分は視覚の時点でさえ数学に向いていないのだと改めて思いました。そのくせ一字一句に納得しないと先に読み進められないのです。

2023/03/10

むーさん

高校で数学をあきらめた自分にとっては、出てくる数式とかは理解できなかった。。。ただ、数学が理解できれば今の世界の見方が変わるだろうなと思った(考え方としても数学を応用した実利的なものに対しても)。それは最近は思っていたことだったが。 とりあえずこれからの生活で、いろんなことを数に当てはめて考えることをしてみたい。それと三角関数、微分積分はちょっと勉強してみたい。

2020/10/05

お抹茶

数学を理解することをテーマにした講義録集。数学科で教える一番の基本は,問題を自分の言葉できちんと理解し,他人に通じる言語として組み立て直し,誠実かつ明晰に反芻すること。高校までの数学であっても,高度な概念を数式で論理検証していくのだから,おもしろい・得意と思う人と,意味不明と思う人の差は,他の科目よりもはっきり出るのだろうな。

2020/07/23

源氏星

5つの講演をまとめたもの。副題に「数学嫌いと思っていた人に読んで欲しい本」とある。う〜ん、どうだろう、その目的は達し難いんじゃなかろうか…。私は面白く読ませてもらった。ただ、講演から起こした文章だからか少し読みづらいというか、すんなり頭に入ってこないところもあったけど。図書館本。

2020/04/03

感想・レビューをもっと見る