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教養としての世界宗教史

教養としての世界宗教史

教養としての世界宗教史

作家
島田裕巳
出版社
宝島社
発売日
2020-05-15
ISBN
9784299004734
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教養としての世界宗教史 / 感想・レビュー

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チャー

身の回りにある最近の物語には、宗教的な逸話が取り入れられていたことに今更ながらに気付く。聴き慣れない単語や言葉は、おおよそ神話や宗教的な物語をベースに考えられていたと再認識することが出来た。それらの言葉が用いられた理由を意識しながら物事に触れると、文脈の意図を少し踏み込んで知ることが出来そうであると感じた。 教義の成り立ちや地政学的な背景を知ることで、意味の理解を深めることが出来た。テーマ自体が重いが、大変内容が濃く重厚な本で、専門的な用語を思い出しながら流れを追うのに自分には荷が重かったかもしれない。

2020/08/22

ベランダ

パラパラ読み。歴史の知識が少ないため、ちょっと難しかった。歴史知識に少しずつなじみ中。最近で言うと科学、技術の発達や長寿化・情報化・コロナなどにより、宗教の分布や内容も激変している。いろいろ過渡期で不安が高まっているのでスピに依存する人が増えるのもわかる。目に見えないエネルギー=神秘をどう捉えるかは健康に関わる。「見える人」からの情報や教えをみんなで信じる⇒自分で選ぶ・・・と変わるので自分が大事だなと思う。

2021/09/23

金吾

主要な宗教の概要がわかる本です。コンパクトで読みやすかったです。日本の宗教的特異性を考えさせられたように思いました。

2020/09/05

著者は、現代社会で宗教の役割が消滅しつつあることを憂う。確かに現役世代は、死をあまり意識しないし、宗教よりも科学を優先する傾向が強いので、宗教をそれ程必要としないだろう。けど高齢者世代は、死や来世について考える機会が増えるから、宗教が必要なんではないか。とりわけ高齢化社会に突入している日本では、宗教は今後益々重要な役割を果たすようになっていく。それに近代が終焉し「新しい中世」が始まるこれからの時代において、宗教の重要性は増すことはあっても減ることはないだろう。本書はそんな宗教の世界を知るのにもってこい。

2020/12/21

しょこ

宗教同士がどのように相互に影響し合ったか、特に発祥の地であるインドでの仏教の衰退の流れや、チベット仏教の興りなど単体ではよくわからないことが流れで追えるので非常に勉強になった。

2022/07/12

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