マンガで読むアルベール・カミュ「ペスト」 (TJMOOK)
マンガで読むアルベール・カミュ「ペスト」 (TJMOOK) / 感想・レビュー
ゆだ
マンガで読んでもちょっと難解です。色々考えさせられます。タルーの思想。理解出来そうではあるけれどうまく言葉や文章にする事ができない。難しい。私も人が人に死を以って償えと言う死刑制度は反対ですが、死刑になる奴はそれだけの事をしたのだから死刑になって当然だとも思ってもいます。理念によって殺人を肯定する事に対する府に落ちない感はよく分かる。しかし私は死刑宣告を受けた者に同情する気持ちにはなれません。そこが難しいところ。カミュの「私は正義を信じる。だが、正義より前に母を守るであろう」という言葉には共感しかないです
2020/07/19
GTN
日本語訳の本が読みにくかったので、改めて大まかな流れを掴むために買ってみた。かなり省略されていたけど、なるほど!そういうことか、と理解できたよ。
2020/07/20
みぃ
話題になっているらしいので、概要だけでも掴めればと思い、手に取りました。街に鼠の市街を見るようになるところから物語は始まる。ペストの前に後手に回る政治家たち、なす術のない医師たち。信仰も人々を救うことはできない。やがて都市は封鎖に至り、街は不安に包まれていく。逃げ出そうとする者もあれば、それを利用する者もある。一方で、保健隊を結成し事態に立ち向かうものもいる。ここではさらりとストーリーを追うのみだが、原作はそれぞれの立場や心情が細やかに描かれているのだろう。この後に原作を読めば、深い理解が得られると思う。
2020/07/25
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