KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

ただいま神様当番

ただいま神様当番

ただいま神様当番

作家
青山美智子
出版社
宝島社
発売日
2020-07-08
ISBN
9784299006950
amazonで購入する Kindle版を購入する

ただいま神様当番 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

さてさて

楽しいと思う日常には、勇気を持てる自分には、そして満足できる人生とするには、”最初の一歩”がまず必要です。『誰にも頼まれてないけど。誰にも褒められるわけじゃないけど。一円にもならないけど。この世をおもしろがるのって、こんな小さいことからでも充分いいのかもしれない』、ほんの少しでも”最初の一歩”を踏み出すこと。それこそが、その先に待つ未来へ私たちを導くものなのかもしれません。「ただいま神様当番」。優しく穏やかに語られる物語の中で、気づきの機会と”最初の一歩”の大切さを教えてくれた、とても印象深い作品でした。

2020/12/16

kou

どの話も面白く、心が温かい気持ちになり「明日も頑張ろう!」って思える読後感だった。自身でも気付いているけど出来ない事、ホントはやりたいのに気付けてない事が多々あると思う。神様当番になって背中を押してもらえないかなぁ・・・って他力本願すぎるかな(汗)。シリーズ化すると良いな。もっと色々な神様当番の奮闘を読んでみたい!

2020/11/02

しんごろ

良く「きっと、どこかで神様が見てるよ」と言うよね。ホントに神様いたよ。お茶の水博士の鼻を低くした神様が…。神様の願いを叶えるだと~、神様が願いを叶えてくれるんでないのかい。そんな神様、とんだ曲者だったわ。神様の願いを叶える当番になった人達、気づきをもらって生き生きしてたね。坂下という町から、確実に一歩一歩、前進していった。間違いなく笑顔いっぱいで幸のある人生を歩んでいくんだろうな。それにしても神様当番と太字で腕に書き込むのは、神様、おふざけが過ぎますよ。人と人、神様と人、しっかり繋がりめでたしだね。

2020/12/15

けんとまん1007

人は思いを持ちながら、なかなか一歩が踏み出せなかったり、自分の本当の思いを誤魔化しながら日々を過ごしていたりする。そんな殻を破るキッカケがあれば、踏み出せる。そして、後から振り返ると、ちょっとしたことだったと気が付くことが多い。まさに、自分たちにも、そんなところがある。そんな5人を巡るストーリーで、微妙につながっているのが青山さんらしい作品。こんな神様がいたら、面白いかなあ~・・・微妙かも。

2020/10/06

メリー

ただいま神様当番  短編が連続するほっこり可愛い愛嬌のある神様話が、五話続く。こんな神様が、ひょっこり現れたら、周りがみんな幸せを感じるだろう。その過程が面白く楽しい。今度は何処へ現れるか、『わし、神様』と言う表情が見える様な心と目頭の温まる物語りだった。

2020/10/16

感想・レビューをもっと見る