「仕事ができる」とはどういうことか? (宝島社新書)
「仕事ができる」とはどういうことか? (宝島社新書) / 感想・レビュー
なっぱaaua
先輩からの借本。楠木健氏と山口周氏の対談本。興味深い内容でした。仕事が出来る人というのはスキルも大事だけどセンスを大切にしながら自分はこうしようと思うというストーリーがあって具体と抽象の使い分けが出来ているという事なんだな。「分業をしているけど分断していない状況をつくる」「完全な未来予想は出来ないけど情報は不完全でも自分なりのロジックやストーリーが見えている」は共感できる。結構有名な方の失敗の原因がよく分かる。土俵に乗っているかの見極めも大事だな。センスの中にも権威主義があるのか。好きにすれば良いのにね。
2023/12/19
奏市
山口周さんが著者の一人なので買ってみた。単純に読み物として面白かったし、色んな事を知れて勉強になった。カール・ワイク先生の聞くだけ講義がちょっと感動的だった。優秀なマネージャークラスの参加者達がそれぞれのビジネス上の課題等を話し先生は「まあそうだろな」とか言ってただ聞くだけ。参加者は話す事により時間軸や論理が整理され、見えてくるものがあるので満足して帰るとの事。本書読み終えてまだまだ自分の頭で考えていない事多いと感じた。いかに自分なりの価値観・物事の判断基準を養えるかが大事。読メの大先輩のご見解のように。
2021/08/01
ROCKDOWN
仕事ができる人は「山の両側からトンネルを掘っている」という表現が非常にしっくり来た。 未来を知りたがり知識やスキル偏重になるアウトサイド•インより、必要に応じて知識や思考を深めてセンスを磨き成果を求めるインサイド•アウトのアプローチこそが本質だと読み取った。 自分にはアウトサイドインの気があるので意識を変えてみよう。博識で人間味溢れる楠木さんと、美意識を研究テーマにされる山口さんの楽しい対話本でした。
2024/01/24
Mark X Japan
仕事そのものより、センスとスキルについての対談で、予想外の内容でした。スキルよりセンスは、有無の判断から高め方まで、抽象的です。センスがないと、スキルも活かせません。徒然なる対話にも、キラーセンテンスがあるのも、著者のセンスでしょう。☆:3.5
2022/01/13
ちーくん
仕事は時間的な奥行きが大切。「Aがあって、Bが起こって、Cになる。」というストーリーから、自分のやるべきことを考える。しかし、箇条書きで仕事を整理していると、この時間的な奥行きが抜け落ちてしまう。完全に自分は「ToDoリスト型人間」なので、反省いたしました・・・!
2023/06/17
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