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禁断の美術でわかる宗教と性 (TJMOOK)

禁断の美術でわかる宗教と性 (TJMOOK)

禁断の美術でわかる宗教と性 (TJMOOK)

作家
島田裕巳
出版社
宝島社
発売日
2022-06-07
ISBN
9784299030306
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禁断の美術でわかる宗教と性 (TJMOOK) / 感想・レビュー

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Vakira

人間は進化の過程で集団生活、家畜、農作を行い、毎日の食を安定して採取できるようになった。それにより地球の四季という発情期から解放され、同時に毛皮を脱ぎ捨て、代わりに社会性とエクスタシーという快楽得た。この一見矛盾する社会性と個人的快楽。個人的快楽への暴走を止めるためには秩序が必要だ。権力を持つ物に対しての弱者の秩序。そしてそこに神が生まれる。弱者を守るための神はやがて民族の神となる。更に神は人権を得、社会的に人の道を説くようになり規模は拡大。民族だけではなく全能となり、万人が崇め、宗教が確立されていく。

2022/09/09

たまきら

「性と宗教」をテーマにグローバルに芸術作品を紹介している本です。もうちょっと説明が必要な気もするけれど、これはこれでいいのかな。個人的にはプロパガンダやタブーなどでもっと様々なサンプルを紹介するほうが面白いんじゃないのかな、と。おおらかな性表現部分で日本のお祭りが登場するのは楽しいけれど芸術でくくるには少しバウンダリーがおおらかすぎるような。でも後ろ暗い禁じられた罪深い表現より、あっけらかんとしたポンペイや日本の春画の方が嫌らしくないな、といつも思います。

2022/08/03

北風

そうか、宗教によって性の扱いは両極端なんだな。もちろん間にもあるわけだけど。考えてみたら、気づいていなかった。ぎりぎりまで禁じるか、開放するか。道徳的なことって国によるけれど、宗教の影響も大きいのか。見方によっては宗教って救いというよりも、支配の部分が多いよな。神と性は紙一重? 個人的には宗教よりもそこから生まれた、芸術の方に興味があります。

2022/07/05

Iwata Kentaro

本屋で衝動買い。絵画などの芸術作品が多彩で、資料性が高い。性教育をやるときは歴史と宗教は絶対に勉強するべき、と思うようになった。現在教えてることも「事実」だけでなくこれまでの文化や歴史、宗教から得られた「現在地」なことも多いので。将来はまた変わるかもしれんし。

2022/06/12

midori

夜のお姉さんのYouTube #ホンクレ の 碧ちゃんの研究内容に影響され購入。 美術×社会の豪華版資料集ってかんじ。 ★★★★☆

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