コラージュ・シティ (SD選書 251)
コラージュ・シティ (SD選書 251) / 感想・レビュー
MR直毛
わからんwwww 近代建築が精神の自由を追求した結果、個としての孤立や共同体的な都市組織の崩壊を招いた。一方で伝統都市は都市の抑圧にもかかわらず勝ち、出来事の多様性を許容した。 コーリンロウは近代主義と古典主義を架構することが20世紀の建築-都市の苦境の処方箋であると述べる。 10+1の解説読んでもちんぷんかんぷんで、哲学教養のなさが露呈。哲学用語飛び交いすぎ。10+1がわかるようになればいいやって気持ちになってるw
2014/09/09
hobby no book
微妙に期待していた内容と違っていた。観念的というか、普通の建築の話を期待していたので。
2014/06/16
Hiromu Yamazaki
<権力>と<抑圧からの解放>、<タウンスケープ>と<SF派>のような、二項対立の上での一方の概念としての空間が問題を抱えていることを踏まえ、<ブリコラージュ>により形成される「衝突する場」としての<コラージュ・シティ>を提唱する。政治哲学の概念が乱発され論理も錯綜を極めるため雲を掴むかのように文意を追う必要があるが、それが日常性と思想性とを複合し不協和音を生み出す<コラージュ・シティ>の暗喩であるならば、「天才的」な著作であると評価せざるを得ない。
2013/10/23
A
まだ理解に達していないので再読が必要。特にヘーゲル、マルクス、ポパーなどの政治・経済分野からの引用箇所で頭が混乱してしまうことが多かった。改めて政治・経済についての自分の無知さを痛感したので、今後強化を図りたい。内容的には、近代のユートピア思想が崩壊した現代都市を、異質なもの同士を衝突・結合させることで新たな価値を創造するコラージュという手法によって再考しようというもの。様々な歴史や社会に属するものが断片的に集められた都市の事例が紹介されており、今後の都市を考察する際の手がかりとなる一冊。
2011/06/21
感想・レビューをもっと見る