KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

ふるさとの風の中には: 詩人の風景を歩く

ふるさとの風の中には: 詩人の風景を歩く

ふるさとの風の中には: 詩人の風景を歩く

作家
俵万智
内山 英明
出版社
河出書房新社
発売日
1992-11-01
ISBN
9784309007960
amazonで購入する

ふるさとの風の中には: 詩人の風景を歩く / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

あきあかね

 賢治、啄木、太宰、茂吉、藤村、一茶、一葉、中也、白秋、藤村ー。好きな人が見ていた風景に自分も入り込みたいという思いから、俵万智が作家のふるさとを訪れる。 太宰が『津軽』の中で「浅い真珠貝に水を盛ったような、気品はあるがはかない感じの湖である。」と評した十三湖のように、作品の美しい描写を読むと、同じ場所に立ってみたいと思う気持ちがよく分かる。 その地で詠んだ短歌が随所に挟まれる。俵万智のエッセイや短歌は、世界への優しい眼差しが感じられ、穏やかな心持ちになる。⇒

2019/12/29

感想・レビューをもっと見る