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絵本徒然草 上

絵本徒然草 上

絵本徒然草 上

作家
兼好
橋本治
田中 靖夫
出版社
河出書房新社
発売日
1993-06-01
ISBN
9784309008356
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絵本徒然草 上 / 感想・レビュー

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とよぽん

河出書房新社から出ている。橋本治さんの「註」が、すごい。すごく面白くて引き込まれる。兼好法師の生まれ変わりか?と思ってしまう。どうしてタイトルに「絵本」と付けたのか??? 大人が読んで面白いではないか。まあ、高校生ぐらいから読んでもいいかな、と思う。著者のことを知らない人が、タイトルからこの本を手にすることは、まずないだろう。と思うと、もったいなくてしょうがない。あぁ~、タイトルが・・・。

2017/09/18

amanon

受験生時代にこの本に出会えてたら…と思うことしきり。当時、徒然草に慣れ親しもうと、受験生向けの注釈本を購入したものの、今一つ馴染むことができず。でも、本書を紐解くことによって、その距離感がグッと縮まったにちがいない。ただ、「へたな人生論よりは…」という本がでているが、一読しただけで、生きていく上で示唆的と思える記述はそれ程多くはなかったと思うけど(笑)。それと、ボーイズラブ的なエピソードなど、教科書に載せられない話が新鮮。また、時代は変わっても、人間の本質はそれ程変わらないのかも…という気にさせられた。

2020/07/14

蛸墨雄

これは楽しい、ためになる、名著であると思えます。そもそもの徒然草自身の素晴らしさも有るのだろうが、橋本氏の解説で読むと本当に日本の古典がとっても分かり易くそして、身近に感じられていい感じである。

2019/03/22

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