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履き忘れたもう片方の靴

履き忘れたもう片方の靴

履き忘れたもう片方の靴

作家
大石圭
出版社
河出書房新社
発売日
1994-01-01
ISBN
9784309008844
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履き忘れたもう片方の靴 / 感想・レビュー

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リッツ

男女ともに愛され受け入れる美しい若者って設定好きでした、その昔。近年のやたら具体的描写に『…それは望んでない』と遠ざかっていましたが、これは良かったです。求められるままに全て受け入れ変わっていく彼、というところよりノスタルジックな雰囲気と、例えばシーツの肌触り、空気の匂いみたいなものがこちらに直に感じられそれがまた官能的でした。そして同じ世界のマサミには具体的な望みも現実を生きようとする気持があるのに彼は何も求めない。彼の履き忘れた片方の靴とは…すごく分かる気がしたが決して他の者には分からないかも。

2018/08/20

那由多

無理だった。最後まで読んでみても何だったのか理解できなかった。

2024/07/04

Toshi

著者のデビュー作。相手の要求を断らない少年ヒカル。体を売り、調教され、シーメールとなり・・・思ってたより良かったです。ただ頻繁に出てくるハードなアナルセックスの描写はさすがにつらかった。

2016/09/25

hubble

主人公ヒカルと、年齢性別人種を超えた倒錯したセックスの話。ヒカルも狂っているけど、ヒカルに魅かれる人も狂っている。ストレートに言えば、私はヒカルとはヤりたくない。 と言いつつ、休み時間の職場で、満員電車の中で、昼下がりのカフェでこれを読める私も倒錯した人間なのかもしれない。 しかし、こんな変態的作品を人前で読んでても誰も気付かないって読書ヤバイなw

2019/11/23

Mayumi_M

全篇一貫した変態さんいらっしゃい級セックスワールドなのに、その中心にある濃密なほどの虚無感はまさにバブル。"ダッツン"という呼称が懐かし過ぎてときめきつつ、毛深いヒムロって嫌だなァ、と。#BOØWY世代

2022/09/27

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