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十七歳で考えたこと

十七歳で考えたこと

十七歳で考えたこと

作家
三田誠広
出版社
河出書房新社
発売日
1996-01-01
ISBN
9784309010410
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十七歳で考えたこと / 感想・レビュー

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スナフキン

三田さんは高校時代1年間休学している。その1年間について書かれたエッセー。私も高校に馴染めなかったので、若い頃かなり親近感を抱いていた作家さん。今まで読んだ著作では触れられていないことが沢山書かれていて、衝撃的だった。実は仏教よりもキリスト教に関心があったこと。物理や化学に詳しいこと。処女作『Mの世界』は埴谷雄高さんの作品の影響を受けていること。フランス語を習っていたこと。ノルマを課して読書していたこと。ただナイーブなだけでなく、自分に厳しい方だと思った。そして、他人には優しい方だと思った。

2018/09/15

ユカ

何のために生きるのか。それは人と出会うため。 著者は読書のために高校を一年間、休学した。高校生には難しい本をたくさん読みまくり、豊富な知識が身についた。しかしやはり人と触れあっていろんな経験を得ないと人生は成り立たない。人と議論するなんて…そんなに腹を割ったことないな…。

2021/01/17

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