KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

不思議な石のはなし

不思議な石のはなし

不思議な石のはなし

作家
種村季弘
出版社
河出書房新社
発売日
1996-09-01
ISBN
9784309010922
amazonで購入する

不思議な石のはなし / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

もれ

初めての種村さんの本を読みました。私が尊敬する山口小夜子さんが鉱物がお好きで、種村さんの本も読んでいたそうでそれがきっかけとなりました。こんな博識で文章がなめらかで素晴らしい作家さんを知れてとてもよかったです。 雑誌に連載されていた文章をまとめた本らしいですが、数ページの間で振り子がスイングするように話が展開していて驚嘆。 石の深い世界に魅せられました。なんども繰り返し読み、絵を堪能しています。

2017/01/10

アヴォカド

さすが種村センセイ。「ただの石」なのに(「ただの石」だからこそ?)、ちょっとこわくて、不思議で。記憶がみっしり詰まっている。

2014/12/26

保山ひャン

バルトルシャイテスの「石のなかの絵」、迷信扱いされた隕石、メリメの「イールのヴィーナス」、ホフマンの「ファールーンの鉱山」、木内石亭、緑柱石の薬効、石麪(いしそうめん)、石を産む、石が産む、ゲオルゲがモデルにしたルートヴィヒ二世、チェッリーニ自伝、アルベルトゥス・マグヌス『鉱物論』、三位一体の象徴にして両性具有の石「アーベン」、神罰で石になるヌンムテリス(扁豆石)、などなど。タイトルのやさしさとはうらはらな博覧強記。

2015/07/25

メイロング

品のいい本。これは文庫化しちゃダメだね。イラストを堪能するため、もっと大きくてもいいくらい。文章も素敵。河出文庫の種村コレクションはやや内容が重たいので、初種村季弘ならこっちの方がすすめやすい。隠れたいい本、発見。

2015/11/26

cuzco

自分的評価:4 知らない話が多くあって、へぇーと読んだ。

2018/02/10

感想・レビューをもっと見る