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チョコレート革命

チョコレート革命

チョコレート革命

作家
俵万智
出版社
河出書房新社
発売日
1997-05-01
ISBN
9784309011332
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チョコレート革命 / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

再読。『サラダ記念日』の鮮烈なデビューから10年。万智ちゃんも、もうすっかり大人の女に。今回まとめられた歌集にはカルカッタやラ・マンチャといった紀行詠も含まれるが、ハイライトは何といっても恋の歌。もちろん、大人の恋だ。しかも、そこに不倫の臭いを漂わせて。「幾千の種子の眠りを覚まされて発芽してゆく我の肉体」、「水蜜桃の汁吸うごとく愛されて前世も我は女と思う」。ここに詠われている男たち(おそらくは複数。彼女は恋多き女なのだ)との恋には終着駅がない。それ故にまた恋はそのままで自己完結せざるを得ないのだ。

2016/07/22

kaizen@名古屋de朝活読書会

#俵万智 #短歌 スペインの言葉あるときなつかしく白い風車は白い風車(モリノブランコ)= molino blanco #返歌 Blanco re-fleja toda la luz. Los molinos giran en el viento. Durante.

2016/06/15

おくちゃん🍎柳緑花紅

<男ではなくて 大人の返事をする君に チョコレート革命 起こす>摩擦を避けるための知恵。自分を守るための方便。相手を傷つけないためのあいまいさ。それが大人の言葉。もしも言葉が大人の顔をし始めたら。。。。。今回も俵万智さんの世界が沁みました。

2013/07/21

ふみ

生まれて初めて歌集を読了 ҉٩( ¨̮ )۶҉いいのか悪いのかさっぱり分からず。(教養のないせいなのですが)俵万智さんも ダメ男キャッチャーに違いないと確信したのでありました。

2014/09/20

わっぱっぱ

これを泣きながら読む日が来るとは、人生ってほんとわからんもんです。「もう会わぬと決めてしまえば楽しくて明日の天気の話などする」「真夜君の情事思いて冴えわたる心いっぽんの針になるまで」 自己完結するしかない恋。

2017/05/14

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