カフェ・ジェネレーションTOKYO
カフェ・ジェネレーションTOKYO / 感想・レビュー
manabukimoto
1970年代から90年代、「文化や意識や精神をゆるやかに共有させてくれるような喫茶店」があった時代の文化史。 「個人的な柔らかな時間を持ち、それをじっくりと味わうということが必要のない時代」=バブル と共に失われて空間への郷愁。 喫茶→雑貨→カフェ。そして分岐点として挙げられているのが「アフタヌーンティー」というのが面白い。当初あった理想や趣味が見えなくなり形態だけが美しく整理され残る。 幾多の喫茶・カフェの中で行ったことのあるのは鎌倉のヴィヴモン・ディモンシュだけ。 カフェでの時間の大切さを学ぶ。
2021/05/09
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