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コーリング

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作家
赤坂真理
出版社
河出書房新社
発売日
1999-06-01
ISBN
9784309012872
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コーリング / 感想・レビュー

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あつひめ

自分の皮膚の上をカッターの刃がスーッと筋を付けていく感覚に襲われた。それだけじゃない。少しずつ首を絞められていく感覚・・・ナメクジになっていく感覚・・・そういうものがリアルに感じられてしまうのは読み手である私の中にも変な血が流れているのか。共感するとかではなく、その場に居るような生臭さを嗅ぎ取ってしまったのだ。赤坂さん初読みでかなり深い傷を受けてしまった気もする。読書は自分では実際に体験しない世界に連れて行ってくれるものだ。それは素晴らしいことばかりではないことに改めて気づいた。また赤坂さんを読めるかな。

2012/11/12

はつばあば

初・・このような本を読むのは初。作家さん事態も初。私達の時代は親からもらった身体を自ら傷つけるなんて許されなかった。娘がピアスの穴を開けたいと云った時でさえ反対した。生きていることを確かめないと、生きていけないくて自傷?。もうついていけない世代となった。

2015/08/11

しほりさん

【批評】こんなものが、ハードカバーになるなんて

2019/03/02

蕃茄(バンカ)

メンヘラ女一人称短篇集。「起爆者」は例外的に男主人公なのだがその一篇だけストーリーがあって浮いている。頭で書いたのだろう。しかしこういうのってどこに読者がいるんだろうか。やっぱりメンヘラ女が読んで「わかるー」と言うためにある本なのかな。シャ乱Qとかア・イ・シ・テ・ルのサインとか古いなーと思ったら初版1999年。そりゃぁ古いわ

2014/08/19

姫草ユリ子

これは10年前に読んだ事があると読みながら気付いた。あの不安定な頃とは違ってもう「お前らまとめて病院いけ」と投げ出したい思いになった。これはなー、あの頃読んだから記憶に残っているのであって、今読むと不快感すら感じるわ。今自分が不安定だと思っている若い方、読むのはお勧めできません。同調しちゃうと余計な傷が増えちゃいますよ。

2013/11/18

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