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次の町まで、きみはどんな歌をうたうの

次の町まで、きみはどんな歌をうたうの

次の町まで、きみはどんな歌をうたうの

作家
柴崎友香
出版社
河出書房新社
発売日
2001-02-01
ISBN
9784309014029
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次の町まで、きみはどんな歌をうたうの / 感想・レビュー

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かぴー

柴崎友香さんの作品には大学卒業前頃に出会って、他の作品も読みたいな。と思っていた。そして、卒業してから10年経った今、読んでみた。この作品は初だけど、なんかあの時の気持ちを思い出せた気がする。 ゆるい関西弁が心地よくて、どーでもいい日常をだらりと過ごしている感じもまた心地よくて、懐かしさを感じる。若い頃って、自分は特別だと思ったり、こんな毎日じゃダメだと思ったり、でも何も出来なくて、才能ありそうな友人を羨んだり。今となってはそれでもそれはかけがえのない日常だった。と気付かされる。私もよく寝ていた。

2015/09/16

どらだ

良かった。特に最初の話が。作者は女性だと思うんだけど、なんでこう男の心理描写が上手いのか・・・ でもちょっと話が短すぎるな。出来ればもうちょっと長く、この世界に浸っていたかった。

2015/07/29

しおこ

エブリバディ・ラブズ・サンシャインのほうが、すごく好きだった。 戦うこと。眠らないこと。

2015/03/05

amanon

とにかく表題作の主人公望の身勝手で独りよがりな言動に苛つかされることしきり(笑)。それでも周囲に愛想つかされないだけの憎めなさや魅力があるのだろうけれど、あんな風に振り回されるのはちょっと…著者紹介でサリンジャーの名前が挙げられていたが、確かにそういう趣があるなというのは、発見。語り手の視線からの風景描写に独特のものがあるということを改めて認識。併録作品は年明け間もない大学の風景がすごくリアルに蘇ってきて酷く懐かしかった。舞台が自分の母校ではないのは承知していながら、つい連想する。それだけの喚起力がある。

2019/10/08

mochi

表題作がすごく良かった.望くんの言いたいこともよくわかるし,みんなが才能に嫉妬する感じもリアルで良かった.ルリちゃんと彼氏が楽しそうで可愛い.

2015/03/14

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