世阿弥の墓
世阿弥の墓 / 感想・レビュー
双海(ふたみ)
詞書に「2003年4月8月、靖国神社夜桜能にて「清経恋之音取」上演。シテ梅若六郎、笛松田弘之。」とある。「夜桜能音取の笛の絶え間きく 幾夜つづかむ冥界の婚」水原紫苑は、取るに足らぬ現代短歌とは一線を画す歌風ですね。
2013/12/29
garyou
『百人一首うたものがたり』を読んで、芝居好きの歌人だと知り手に取った。演じる端見る端から消えてゆく舞台を詠んだ歌がいい。こうして残してゆけるんだな。ただ、自分の好みと合うかどうかはまた別問題ではある。ほかの歌集にもあたってみたい。歌右衛門が好きらしいし。
2023/03/14
感想・レビューをもっと見る