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本の気つけ薬

本の気つけ薬

本の気つけ薬

作家
出久根達郎
出版社
河出書房新社
発売日
2006-12-26
ISBN
9784309018003
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本の気つけ薬 / 感想・レビュー

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seimiya

本にまつわるエッセイがたくさんつまっていて面白かった。著者は古書店を経営していたこともあるということで、本への愛情に満ちた文章が綴られている。「若い時にしか読めない本」すなわち大長篇小説に挑戦したくなる。特に司馬遼太郎作品は本書でもいくつか紹介されているので気になった。どんなに読書好きでも、10巻20巻に及ぶ作品を読み切るには根気と体力が必要。日本人に生まれたからには、日本人の大作を1つぐらいは読破してみたい。

2014/11/03

黒木美波

・子供には本を読むことを勧めるのではなく、本を自分で買いに行くことを勧める。 ・書店で散歩する=書店浴

2019/10/28

algon

古本屋としてのスタンスで書かれたエッセイ。(と言ってもこの著者のものはみんなそうだった)ごくごく短い掌編ばかりで少し骨があった方が良かったけどお気楽に読み通せた。しかしその中で「雲ながるる果てに」だけはウッと息の詰まる思いのする秀編だった。わずか7ページのこのエッセイを読めてとても良かったと思う。

2018/10/21

Mazza

読んでみたい本が増えた。

2016/02/04

ちいくま

この世界、大好きだー 本って、手触りや重さや匂いまでもを含めて物語を創り出すものだから。でも、どんなに憧れても、自分の家には蔵書を溜め込めない、悲しい矛盾。

2014/01/23

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