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短歌の友人

短歌の友人

短歌の友人

作家
穂村弘
出版社
河出書房新社
発売日
2007-12-01
ISBN
9784309018416
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短歌の友人 / 感想・レビュー

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Maki

わたしが短歌の解説の本を読むようになった理由は穂村さんの「ぼくの短歌ノート」を読んだから。センスや感性とゆう言葉にしにくいもの達を丁寧に言語化していく穂村さんに感動したから。そして岡井隆さんの「短歌塾入門編」を読んでこころとことばが密接に表現される三十一文字に感動したから、この本を読み終えて思ったことは、わたしと穂村さんの「すき」は似ているってこと。(勝手に認定)時代の移り変わりによって三十一文字の表現も変化していくこと。たくさんの背景や色を三十一文字は私たちにみせてくれる。

2020/02/20

hnzwd

短歌愛に溢れまくった一冊。詩歌を読み、どこがすごいのかを分析して、自分の言葉で表現している作者の考えがトレースできるような感じで楽しい。短歌自体に明るくないので、初めて見た方ばかりでしたが、近年の短歌はかやり攻めているんだなあ、と。

2022/12/29

Roy

★★★★+ 深い。そして短歌に親近感の湧く一冊。31文字に凝縮された無限の可能性、そして多面から見る視野の広さを学んだ。短歌とは「生きること」「生活すること」の臨場感あるリアリティが大切なのである。一瞬一瞬を切り取り、煌かせる躍動感も大切なのである。そして何より「私」がそこにいること。存在すること。そんな短歌の世界、なんか面白いじゃん、て思う。

2009/03/26

えんび@灯れ松明の火(文さんに賛同)

タラタラ読んでいたのでもの凄く時間がかかってしまった。やはり本職の方はエッセイとは違う雰囲気。それにしても短歌とはなんて難解なのでしょう。正直、解説されても今ひとつピンとこないものがある。一回読んだだけでわかったようなことは言いたくないが、穂村さんのいろいろな視点からの短歌評、解説は深く、読み応えある。気になる項目を再読すると思う。

2011/06/26

なお

図書館本。穂村さんが真面目に短歌へ取り組んでいることがよくわかる。エッセイではみられない一面を見た。とてもいい本でした。

2016/04/20

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