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個室のヒミツ

個室のヒミツ

個室のヒミツ

作家
内藤みか
出版社
河出書房新社
発売日
2008-01-01
ISBN
9784309018508
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個室のヒミツ / 感想・レビュー

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horihori【レビューがたまって追っつかない】

あるネカフェの個室がつながる、それぞれのヒミツ。ネカフェで就活するもいつまでも内定が出ない「彼の指のヒミツ」出張ホストになってデートしながら金儲けを目論む「いけないバイトのヒミツ」ホストとの約束をブッチしたキャバ嬢「初デートのヒミツ」キャバ嬢のの元彼に嫌気がさして、受付嬢と付き合いだした「彼女の夜のヒミツ」大好きなバンドの追っかけのため、全国のネカフェを泊まり歩く「家出少女のヒミツ」ライブの後の興奮をネカフェで1人冷ます「ライブのあとのヒミツ」突然起こった火災。ネカフェの客が避難を始める「みんなのヒミツ」

2008/08/17

りゅか

ネットカフェを舞台にした連作短編集。プロの方だからか、ケータイ小説にありがちな荒唐無稽な感じはなく、読みやすかったし面白かったです。こんな上手いことが起きる訳無いと思いつつ、引き込まれました。

2012/06/26

DAy

あるネットカフェの個室、それぞれの部屋の人物が、実は密接な関係だったら…。ケータイ小説っぽいと言ってしまえばそれまでだけど、壁一枚で隔てられた空間、同じ空間にいるのに、顔も見ず通り過ぎていくかもしれなかった人たちが、それぞれ描く人間関係はちょっと面白かったです。

2013/07/12

banchi

お初の内藤さん@ケータイ小説。都会のネットカフェの壁一枚で仕切られた小さなパーソナルスペースのナイトパックで繰り広げられる偶然が重なったドラマたち、就活疲れの女子大生、出張ホストのバイトで女の子と金儲けを企む田舎から出てきた青年、キャバ嬢に染まっていく女性とその彼、好きなバンドのボーカルを追っかけする短大生、ライブが終わって一人ネットにふけるカリスマボーカル、それぞれにヒミツを抱えながらリンクしていく。 いかにも現代的といった趣きで面白かったんですが薄っぺらな印象を受けたのはケータイ小説なんだからだろうか

2009/04/25

1ヵ所のとあるネットカフェで綴られるそれぞれの人生

2019/05/05

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