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冷たい水と、砂の記憶

冷たい水と、砂の記憶

冷たい水と、砂の記憶

作家
谷村志穂
出版社
河出書房新社
発売日
2008-09-13
ISBN
9784309018805
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冷たい水と、砂の記憶 / 感想・レビュー

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あつひめ

4年ぶりに再読。年を重ねると感じ方も受け取り方も変化するのかと改めて感じた。世界で一番幸せの頂点に居るかもなんて思っている時こそ足元の砂はサラサラと流れていく。友人の裏切り、男の裏切り。女はいったいどちらを恨むのだろう。心のすれ違いに気づかないふりをしていた自分を棚に上げて。「風になびく~」は何度読んでも切ない。12カ月のうち4カ月を雪の世界に変わる北海道・・・「春宵の旅人」。地元が出てくる作品には何か自分でも感じられるものはないかと反応しながら読んでしまう。青くて澄んだ高い空、私も大好きだ。

2013/02/12

星落秋風五丈原

心の記憶と体の記憶。すべてが、いつかは溶けて黄金色に光る−。終わらせた恋の甘さと切なさを胸に秘め、輝かしく歩み出す女たちを描く短編小説集。冷たくて美味しい水を、噎せながら飲む女を書いた表題作ほか全17編を収録。

2010/05/04

tokotoko

名前はよく聞くのだけれど、多分読んだことがなかった作家さん。短編集。読み始めてすぐ「これは大人の女性の本だ」と思った。クールというか、都会的というか、きっとおしゃれな女性達が主人公だ。あまりにも自分に共通点がなく、別世界として読むのも悲しすぎる・・・としょんぼりしながら読むと、「Do you still Love me?」という話を発見!ちょっぴり気持ちがふくらんだ。また、もう少しいろんな経験を積んで、思慮深くなったら再読してみよう(いつの日か・・・)。

2013/03/08

REI

図書館本。自分に正直すぎて空回りするひとたちから、異国へ、そして静かな恋。合っているかな?解釈が間違えているかもしれないな…1話目から少しずつ、テーマが移ってゆく構成になっていて、よかった。

2017/07/15

スノーシェルター

軽すぎて、あっという間に読んでしまった。いろんな愛の形がありますね。切なさとモヤモヤが残る。

2011/02/20

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