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引き出しの中のラブレター

引き出しの中のラブレター

引き出しの中のラブレター

作家
新堂冬樹
出版社
河出書房新社
発売日
2009-09-03
ISBN
9784309019369
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引き出しの中のラブレター / 感想・レビュー

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たらこ

お気に入りさんの感想から読んでみました。電話でもメールでもなく、手紙で大切な気持ちを伝えられるって素敵な事ですね。温かい気持ちを込めて大切な人に手紙書きたくなりました。

2014/01/26

タルシル📖ヨムノスキー

ラジオDJ真生は仕事と結婚に悩む女性。そんな時番組に届いた「笑わなくなった祖父を笑顔にしたい」という手紙。番組は相手を想いシングルマザーになることを決意した女性、親友に裏切られて夢を持てなくなったキャバ嬢、進路に悩む男子高校生、夢があるのに踏み出せないショップ店員など、たくさんの人の伝えられなかった想いを繋ぐ。「楽しい仕事なんてきっとそんなにない(中略)。遊び気分で楽しくやれる仕事だったら私は辞めていたと思う。お仕事は自分じゃなくて誰かを楽しませたり、誰かの幸せのために頑張るものだと思えば辛くないはず」。

2020/08/21

優花 🍯モグモグ

自分の気持ちを相手に伝えなければ分かるわけないよ。頭では分かっていても、大人になるにつれて、時間が経つにつれてがんじがらめで身動きが取れなくなる時がある。そうなってしまうと素直に気持ちを伝えれなくなってしまうんだよね。そうして後悔ばかりして、相手のせいにしたり悪循環。まず、自分自身が自分を見つめ直さないと 人に気持ちを伝えれないのかもしれないですね。 今一度 自分自身を見つめ直してみようという気持ちになりました。

2012/09/24

そのぼん

新堂冬樹の作品といえばドロドロテイストのイメージがあったのですが、本作は思いの外爽やかで驚きました。ラジオのパーソナリティの女性が軸になっての物語、やさしい気持ちになれる一冊でした。

2012/02/23

翔ちゃん

想いを文字にし、言葉を伝える。手紙を書くと言うことは、自分の気持ちを吐き出す作業である...とこんな風に言うと味気ないけれど、例え相手に伝わらなくても書くことは、今、正直な自身と向き合えると思う。この物語の中では、ラジオを通して、様々な事情を抱えた人々が出逢う。目で見ることはないのに、聴こえて来る言葉。それは奇跡なのかも知れません。「引き出しの中のラブレター」常盤貴子さんの映像化も、いつか観てみたいと思います。

2015/12/07

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