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寿フォーエバー

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作家
山本幸久
出版社
河出書房新社
発売日
2011-08-23
ISBN
9784309020563
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寿フォーエバー / 感想・レビュー

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射手座の天使あきちゃん

ブライダル業界は華やかな世界なんだろうなぁと思ってたら、なにこれ? 笑える、ウケるぅ!!(笑) ラブホに間違えられるピンク&ハートの結婚式場、ライバル式場との鞘当て合戦、トドメは「星影のワルツ」を歌う酔っ払い神父さん <(^_^;  印象に残った言葉は「何事にも中途半端。詰めが甘くて自分に甘い。」うーん、これ私だよ! (>_<)

2012/08/22

kishikan

今でも、ゴンドラ、スモーク、ミラーボール、ビーム光線、スライドショーなどの設備を持つ、専門結婚式場「寿樹殿」(玉姫殿ではありません。そして玉姫殿は今でも元気です。)の婚礼部に勤務する、ちょいと中途ハンバな27歳独身、靖子さんが主人公。様々なお客、ちょっとした事件にも巻き込まれながら、友人、同僚、先輩の力も借りながら、成長していく物語。というと純粋路線の話ですが、職場の仲間や式を挙げようとするお客も、結構トンデいます。ですから吉本新喜劇のように、ユーモラスで切ない、でも最後には明るく元気になる小説でした。

2011/12/12

takaC

毎日ドタバタしてる割には淡々と進行する物語だったな。凹組の人たちの役割りは別に彼らである必要なかったのでは?

2013/08/09

七色一味

読破。『凸凹デイズ』とのリンクがあるんだけど、図書館で、気が向いた時に気が向いた本を借りてくる私としては、結構イヤなんですよね。細かなところとか忘れているし、何冊も読んだ本の登場人物とか、ぼんやりとは覚えているけどねぇ…。まぁ、そういう話は置いておいて…。結婚式場にゴンドラって、石器時代か!?と思ったら、結構残ってるもんなんですね…。登場人物も個性的だし、笑える。怪しすぎるぞ、神父さん^^ カニ平さんの言葉が、主人公にも刺さったけど、私にも思いっきり突き刺さったよ…orz

2012/12/06

ちはや@灯れ松明の火

一人で掴める幸せもあれば、二人じゃなきゃ手に入らない幸せもある。そんな一世一代華燭の宴の舞台裏で東奔西走する裏方たち。ハートモチーフ過多の職場、変人揃いの同僚とラブラブ全開の顧客に囲まれる非モテ系結婚式場女性職員。子連れ挙式プラン、孝行息子からのサプライズ、肉食女子率いるライバル店出現、バカップル超ド派手婚の危機、深く突き刺さる仲間からの鋭い忠告。けれどピンチはチャンスの裏返し、万事中途半端に生きてきた彼女の中に灯るキャンドルサービスの如き炎。誰かが幸せを創り出すのを支えて見守る幸せだって、きっとある。

2011/10/13

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