東京歳時記---今が一番いい時
東京歳時記---今が一番いい時 / 感想・レビュー
KAZOO
出久根さんの「古本屋歳時記」の続編です。「俳句研究」が終了になるまで連載されていたようです。最初に著名人の俳句が掲載されそれと関連するような話題が紡がれています。あまり他愛にないような話が多いと感じるのですが、それでも興味深く読んでしまいます。例えば「転倒」という題名で松尾芭蕉の「いざさらば雪見にころぶ所まで」俳句があり、その後に旧友の転倒して足を骨折した話が続くのですがそこからご自身のぎっくり腰の話と家の中の階段の話と続きます。うまいですね。
2023/03/06
ちいくま
大好き著者さんなので、発見即借り。エッセイの一つ一つを大切に読みました。それぞれの冒頭に句が挙げられてるけど、無学なワタシには読めない言葉も多かった… ふりがなが欲しかったなー
2020/02/27
wasabi
「当たり前の日常こそが歳時記である」と記される言葉こそ、当たり前のようで当たり前に受け入れて従えない、氏ならではの人生観ではなかろうか。そろそろ新作の小説を期待したい。
2012/01/05
imo
出久根さんは新聞の人生案内の回答者のイメージしかなくて、しかもその回答があんまり好きじゃなかったけど、思ったより楽しめました。人生の先輩って感じ。
2012/04/08
おいしいな
あの語り口が好きです。
2012/02/06
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