一日一言366日 ---日めくり歴史名言集
一日一言366日 ---日めくり歴史名言集 / 感想・レビュー
壱萬参仟縁
一家に一冊のような類の本。これから手帳に気に入ったものを書き写してから返却しようかな、と思った。「よいものを見ておくことは、一生涯にとって幸福なこと」(八世・坂東三津五郎)(021ページ)。確かに百聞は一見にしかず、だな。「学問をやると非常に勇気が出るのです」(佐々木惣一)(023ページ)。河上肇に影響されたようだ。「人間、勉強すれば何でもできぬ事はない」(馬場辰猪)(053ページ)。できないのは研究が足りないからだろう。「善人は何事にも貧乏」(伊井蓉峰)(085ページ)。悪人は金持ちでは社会がもたない。
2013/01/06
おいしいな
初めて知る人も多く、さらにいろいろな歴史的な繋がりを感じられて本当に面白かったです。
2012/10/17
wasabi
主に明治期に生きた366人が紹介されるが、わずかな著名人を除き初めて名を聞く方々が連なる。当時の文壇なり社会情勢なりに疎いうえ、著述が随分と高尚で難儀しながら読み進んだ。勝海舟のほか核となる人物は樋口一葉で、そういえば、出久根さんは『萩のしずく』で彼女をとりあげていらっしゃったし、思い入れがあるのだろう。
2012/10/10
感想・レビューをもっと見る