たしなみについて
たしなみについて / 感想・レビュー
パフちゃん@かのん変更
「たしなみ」というのが私は「こころがけとか節度」みたいなものととらえていましたが、期待したのとは全く違う内容でした。高飛車なもの言いが目について、調べてみたらばこの本は1948年に37歳の白洲正子さんが書かれたものを旧字、旧仮名遣いを現代のものに変えて2013年に発行されたものでした。内容に深みが無くちょっとがっかり。
2014/05/23
これでいいのだ@ヘタレ女王
これだけ簡潔な文章で真理をついていて表現できるなんて流石だな、、、と屈伏です。家柄の良さに安穏と居座ることなく様々なジャンル、自分の美意識に正直に探求して行った多才な人なんだと改めて認識。次郎との終のすみか武相荘にも行ったが華美では無いが洗練された物しか無い和洋折衷の住まいと庭もセンスの良さが伺えたっけ
2014/03/16
akarick777
この本は正座して読まないといけないかなと思っていた。でも、いざ読み始めたら、そこにいたのはチャーミングで、表情豊かで、一本筋の通った女性だった。"悪に徹するということは、真の善人になるのと同じ"この言葉を本当の意味でわかりたい。
2021/05/25
ミルチ
初版こそ2013年だかもとは1942年に刊行されたもの。随分昔の話なので、作品中に「今時は…」といわれても、すっかり時代が変わってしまってるのでちょっと…と思う事も多々あったけれどそれは仕方ない。30代後半ですでにこういった哲学を身につけていた白州正子氏はすごいと思う。個人的には清少納言や定子の話、西行の話、蘭の話などとても面白かった。良かった。
2017/07/30
みけのすずね
智慧と知識を取り違えない。美の純粋さや、ものごとの本質を心にとどめ、芸術の「芸術」を人間の「人間」をとりだして自己を創ること。
2015/01/05
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