いい感じの石ころを拾いに
いい感じの石ころを拾いに / 感想・レビュー
☆よいこ
分類は458なんだけど、エッセイ本だと思う。KADOKAWA WEB MAGAZINE(2012年9月~2013年10月)の連載記事を1冊にまとめたもの。「いい感じの石ころ」を求めて全国の海岸に石拾いに行く。どんな石が「いい感じ」なのかを自問自答しながら、ミネラルショーを見に行ったり(しかも結構買ってしまっているw)水石専門誌『愛石』の編集長にインタビューしたり、とても活動的。▽読んているとだんだん自分も石が拾いたくなってきて、真面目に北九州の海岸に拾いに行った!楽しかった!いい本だ。
2020/10/21
おいしゃん
浜辺の石ころというのは、宝石とはまた違った良さがあるのだなぁ。びっくりする色合いや、顔や絵のような模様があったりし、週末拾いに行きたくなる素敵な本だった。
2018/05/28
したっぱ店員
著者の本は手元に欲しくて基本購入するのだが、テーマに若干の不安を覚えて図書館で借りてしまった。全く興味のない世界と思っていたが、海岸でなんとなく感じのいいと思う石を黙々と拾う描写を読んでいるうちに、なんだかやってみたくなった。拾った石の写真も多種多様で面白い。話を聞きに行く、石のオーソリティな皆さんも皆魅力的。買っても良かったかなー。
2015/06/12
Natsuko
例によって図書館イベント棚より、無性にタイトルにひかれて。石に関しては全くの未知の世界であるが、月間「愛石」なる雑誌が存在することににやり。さらには「東京ミネラルショー」なるものには珍しい石を求めて長蛇の列ができており、ご来場の注意書きはまるで世界の名画展のよう。あまりの盛り上がりに「主催者もコントロール不能」らしい。著者は石拾いに関しては素人?で「いい感じの石」を目で追ってしまう程度の興味。専門家や熱狂的なマニアに教わったり、名所に同行したりするも、どこかイジっているスタンスがいい。予想以上に楽しめた。
2022/02/16
スノーマン
今まで石に興味なぞなかったけど、読んでいるうちにじわじわと押し寄せる、『この石、欲しいかも…』の感情。この本にも書いてあったが、自分で石を見つけるから、より特別な石になる。今度から河原を見る目が変わりそうな予感。それにしても色んな石があるもんだなぁ。ミネラルショーで、高額な石を買った時の宮田さんの複雑な心境の移り変わりも面白い(笑)
2014/08/24
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