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伏木商店街の不思議

伏木商店街の不思議

伏木商店街の不思議

作家
太田忠司
出版社
河出書房新社
発売日
2015-07-23
ISBN
9784309023922
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伏木商店街の不思議 / 感想・レビュー

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KAZOO

太田さんの作品は初めてではないのですが、あまり読んではいませんでした。ここのお気に入りさんの感想をみて読んでみました。ショートショートと短篇の中間のような感じでまさしく星さんや阿刀田さんの感じを受けました。商店に関する話になっていて楽しめます。ほのぼのとした感じもあります。表紙がいいですね。

2015/09/28

みかん🍊

シャッター街ではなくそこそこ賑わった商店街の31店舗のショートショート、ほっこりちょっといい話や怖い話、SFな話、ゾッとする話いろいろな味の詰まった不思議な商店街、鮮魚店の鯛は妻以外の女性が食べさせたら困るんじゃないの、煙草屋と靴屋の話が好きでした、最後の話は別の意味でゾッと恐ろしい話でした。

2016/08/22

おかむー

著者の『星町の物語』に続いて二作目のショートショート集。ピンとこなかった前作よりも好感触、でもちょっぴりひっかかりもあり。『もうすこしです』。タイトルどおりにありきたりなようでいてどこか奇妙な商店街を舞台に、ブラック寄りからハートフルまでバラエティ豊かですが、ほのかにノスタルジックな余韻を残す様々な店の物語が印象的。ただこれは好みの別れるところだろうけれど、それぞれの物語にこれといった繋がりがないまま進んでいたものが、最後になって唐突に全体をまとめてしまう(と取れる)話を持ってきたのはむしろ興醒めで残念。

2015/12/05

ぶんこ

興に乗ってきたと思ってると終わってしまうので、ショートショートは実は苦手。 なので集中して読む事が出来ずに、雑用の合間に読みました。 甘酢餡がかかったミートボール食べてみたいです。 呉服屋さんの(女紋)では、兎と月が女紋と言っているようで、私の解釈と違っていたので、思わず調べてしまいました。 私は結婚前の実家の紋を、結婚後も使う事だと思っていました。 今頃本当の事を知るとは! 一つひとつのお店に不思議な世界があって、こんな商店街があったらブラブラ歩きをしそうです。

2015/10/31

Yoshihiko

商店街のお店のショートショート集。それぞれに深みがありブラックな感じもあり、面白かった。「思い出のメンチボール」が個人的に好きなお話でした。

2015/09/22

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