アンフェアな国 (刑事 雪平夏見)
アンフェアな国 (刑事 雪平夏見) / 感想・レビュー
タックン
シリーズ最新作。久々にこのシリーズ読んだけどやっぱドラマ・映画の台本みたいに雪平夏美=篠原になってしまうねえ(笑)今回の話はちょっとした轢き逃げ事件の謎を追ううちに真相は日韓関係に・・・・?だから最後は難しい話になるかと思いきや以外にもあっさりで拍子抜け。それで何だかほのぼのとした家族愛の話になってた・・・・・。そして最後は・・・・・雪平どう返事したんだあ?でもこの1冊は読みやすくて面白いけど果たして(アンフェア・シリーズ)なのか?初期の(アンフェア)のあの謎だらで不可解な話の方が好きだなあ。
2016/03/26
ミエル
ここ1週間程で最新刊まで一気に読破。初作では馴染めなかったキャラ達が今ではとても愛おしい。本作を読んで、ようやくドラマと別物だと思えるようになった。年齢を重ねた雪平さん、かなり魅力的。あの国との外交問題になりそうな事件がメイン軸のため、誉田哲也「ノーマンズランド」みたいな鬱展開かと思ったけど、そちらは深追いしない方向性で安心。このシリーズにはあまり社会派な世界はいらない気がする。雪平と愉快な仲間たちというエンタメ、雪平の人生を楽しみたい。
2019/03/29
くろにゃんこ
なかなかのボリュームに読み始めるのを躊躇していたら期限が迫ってしまい・・・でも読みだしたらあっという間でした。不可解なひき逃げ事件の捜査結果を追う雪平。日韓の世界情勢が絡んだ複雑な事情・・・大きくなった美央ちゃんはあまり登場しなくて残念。白迫署長はムカつく。そして安藤の告白・・・雪平の答えをワクワクしながらページを捲ったら・・・なかった(笑)
2015/12/16
えむ
秦建日子氏初読。刑事雪平夏見シリーズ。新宿署組織犯罪対策課に異動になった雪平は外務省職員轢き逃げ事件の真相を追う。次期韓国大統領候補とされる男の秘密が関係していた。5作目らしいが、前作を読まなくても読む上での支障はなし。小説は映画とは別物。しかし読んでいて脳内にイメージされる雪原は篠原涼子です。2016-3
2016/01/03
やま
雪平のアンフェアシリーズ第5作目。前作の最後は震災が起きたところだったから、その続きから描かれているのかと思ったら、そうではなかった。今回は轢き逃げ事件からスタートし、タイトルにもあるように国に関わるスケールになってゆく。どんどんスケールが大きくなっていくが、最後はうまいこと収束する。最後になって伏線にいろいろと気づかされるが、読んでいる最中には推理できなかった。TwitterやLINEに言及してあり、かなり現代的。まだこのシリーズは続きそうだ。★★★★☆
2016/04/09
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