井上ひさし×赤塚不二夫の笑劇場
井上ひさし×赤塚不二夫の笑劇場 / 感想・レビュー
keroppi
図書館で見つけて。井上ひさしと赤塚不二夫の競作と知っては読まずにおれぬ。昭和47、8年に「オール讀物」に連載していたらしい。時代を感じさせるが、かなり過激な内容もある。最後に掲載されている井上ひさしのエッセイが赤塚不二夫との交流を描いて楽しい。お二人の行動そのものが、お二人の作品のようで笑ってしまう。
2021/09/25
帽子を編みます
井上ひさし×赤塚不二夫の競作です。昭和47、48年「オール讀物」に連載されていました。我が家にも「オール讀物」がありました。両親も読んでいたかな。井上ひさしがコントを書き、それをテーマに赤塚不二夫がイラストと漫画を描いています。本当はコントに合わせてイラストをつけたかったでしょうが遅筆で有名な方なので、この形になったのでしょうか。お下劣で強烈な内容です。私はケチの話が面白かった。当時のキャストを知っていたら、もっと楽しめたでしょう。掛け合いが面白いコントは今でもネタとして演じられそうです。
2021/01/20
そうたそ
★★★☆☆ 井上ひさしの妄想キャストによる当て書きコントに、赤塚不二夫がイラストと漫画を付けたという何とも豪華な一冊。40年以上もの時を経て初の書籍化ということらしい。なんとも言えない暴走感から漂ってくる昭和の香り。皮肉あふれる井上ひさしによる妄想キャストには笑わされるし、赤塚不二夫のイラスト・漫画も毒味たっぷり。とにかく何も考えずさっくりと楽しむのに最適な一冊。ユーモアの名手ともいえるこの二人がタッグを組んだことって案外少なかったんだなあ……とつくづく。
2015/11/10
kiho
言葉の使い方やにじみ出る間の面白さ…オチのスッキリ感…時代を経ても「ふふっ」と笑えます⭐お2人の持ち味が掛け算で現れるところがスゴい♪
2016/07/30
スプリント
井上ひさしが書いたナンセンスコントに赤塚不二夫が漫画とイラストを当てた本です。かなり際どい作品もありますが彼らなら許せてしまいますね。
2015/10/31
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