ネンレイズム/開かれた食器棚
ネンレイズム/開かれた食器棚 / 感想・レビュー
ぶんこ
「ネンレイズム」は、まさにナオコーラの世界でした。 18歳の女子高生が68歳のおばあさんを自称し、歩行器を使って登下校するって!? その世界に入り込むのに苦労していたのですが、気付くと楽しんでいました。 でも最後まで(ワシ)と言うのには馴染めませんでした。 ナオコーラさんの発想は凄いです。 「開かれた食器棚」は、とても良かったです。 ハワイアン・カフェにのんびり、ほっこりした風が吹いているようでした。 園子さんが大らかだからでしょうか。 こんな世界が大好きです。
2016/03/02
なゆ
今度はどんな固定観念を揺さぶられるのかと、気合を入れてページを開く。いや、ホントは町の編み物クラブの話って、ほんわか読めそうかなぁと。でもやっぱりナオコーラさんの話を読むと脳に力が入ってしまう。年齢愛好家…分かるような分からないような、でも年齢〝らしさ〟に疑問をもつということに、すごい視点だなぁと。『開かれた食器棚』も、ハワイアン・カフェを舞台に緩やかに展開しながらも、実はとても難しいテーマの話のよう。「意志」と「自然」…か。いくらでも深く読めそう。決めつけないことの象徴が、ハワイアン・カフェなのかな。
2016/01/25
ユザキ部長
年齢とか、性差、区別とか。別けるその前に、人は生まれる前から死ぬ準備をしなければならない。だから今を大切に生き、生きる長さに拘泥しないことだ。
2021/06/13
ゆにこ
ネンレイズムの方が好み。高校生なのにおばあちゃんになりたいなんて、勿体ない気もするけど、それを周りが決めるのはナンセンス。編み物クラブのおばあちゃん達がとてもチャーミングで、私も仲間に入れてもらいたい。雁も徐々にちゃんも素敵なキャラクター。
2015/11/22
優希
年齢も性別も障害も関係なく生きていく。ゆっくりでもいいから自分の道を見つけていければいいと思いました。
2020/08/01
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