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ずっしり、あんこ(おいしい文藝)

ずっしり、あんこ(おいしい文藝)

ずっしり、あんこ(おいしい文藝)

作家
安藤鶴夫
糸井重里
武田花
平松洋子
上野千鶴子
村松友視
出版社
河出書房新社
発売日
2018-10-20
ISBN
9784309024196
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ずっしり、あんこ(おいしい文藝) / 感想・レビュー

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れみ

様々な方の書いた、あんこやあんこを使ったお菓子についての文章を集めた本。お菓子そのものだけではなく家族や友人や恩師などとのかけがえのない思い出が語られているものが多く、それぞれに温かさや切なさが感じられた。このシリーズは「ひんやり、甘味」に続き読むのは2冊目だけど他にも出てる甘いもの以外のも機会があったら読んでみよう。

2016/03/13

いつでも母さん

つぶあん、こしあん、どっちでも良い。な~んて『でも』って何?私は、どっちも良い!と言うのだ!あんこ大好き!お米も大好きな私には『ぼたもち・おはぎ』は最強の食べ物であります。おいしい文藝!今回は『あんこ』と来たら読まねばなるまい❤芥川から、そうそうたるメンバーのアンソロジー皆さん笑える位、熱い!あんこの派閥それぞれが押すが、私には不思議。決められる訳は無いのだ。元は小豆どちらも美味しいに決まってる。母が作るあんこの鍋に指でこっそり味見した事を思い出す。熱々のあんこ、美味しかったなぁ。あんこでビールもイケる。

2015/12/08

ケイ

芥川龍之介が「しるこ」を読めば、脳内から離れず。内田百閒の「大手饅頭」:子供のころ好きだった饅頭をお土産に頼んだら、手に届くまでに時間がたってそのうちにヒゲまで生えてきた…、おかしくて涙が出る。安藤鶴夫の「たいやき わかば」:「しっぽまであんこが入ってる。えれえな、おじさん」お店のおじさんは開店から一年で初めて指摘されたと泣く。安藤はそれを新聞に載せる。評判になる。その後の店主と安藤との江戸っ子でぃのやりとりには泣いた。東海林さだお「“こし”か“つぶ”か」国民投票しますか?でも“つぶ”ですって絶対。

2016/03/27

佳音

【感想推敲】あんこ。魅惑的である。芥川は、珈琲よりしるこだという。飲み物なのか。私の作るお汁粉は、限りなくぜんざいに近い。飲まない。食べるの。珈琲出す店より、旨いしるこを出す店を欲しがる芥川。「つぶれたおはぎ」に寄せて母との幸福な思い出を語る青木玉。ああ、あんこ。無類?のあんこ好き、読メの某姐さまだったらどう寄稿されるだろうか?

2017/04/25

優希

あんこについてのまさに「おいしい文藝」でした。あんこというとやはりつぶあんかこしあんで論争が出るのはお決まりで、人によってこだわりがあるんだなと思いました。あんこへの思いやあんこにまつわる思い出など色々なことが書かれているのが面白かったです。あんこの魅力が詰まっていて、あんこが恋しくなります。ずっと食べてないおしるこが食べたくなりました。

2016/10/09

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