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本気で作家になりたければ漱石に学べ!: 小説テクニック特訓講座中上級者編 増補決定版

本気で作家になりたければ漱石に学べ!: 小説テクニック特訓講座中上級者編 増補決定版

本気で作家になりたければ漱石に学べ!: 小説テクニック特訓講座中上級者編 増補決定版

作家
渡部直己
出版社
河出書房新社
発売日
2015-12-18
ISBN
9784309024370
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本気で作家になりたければ漱石に学べ!: 小説テクニック特訓講座中上級者編 増補決定版 / 感想・レビュー

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けやき

夏目漱石って、やっぱり凄いと思いました。ちょっとコレを機に読んでみようと思いました。

2016/10/25

ころこ

一応、作家になるための指南書という体ですが、漱石論、文学論として読めます。漱石を「猫派」と「こころ派」に大別し、前者は無からエクリチュールの増殖を志向し、後者は内面を書くことでエクリチュールの減殺が行われているといいます。多くは後者を支持しますが、それは新聞連載という形式上、大衆に受けるためのしのぎであり、自然主義的な見方をする我々の目にはそう見えるだけに過ぎません。いうまでも無く本書は前者によっています。漢文脈の物質性に焦点を当てることにより空間や時間が意識され、小説というジャンル批評に展開しています。

2020/03/22

xyzw

毒を含んだ悪書、というべきだろう。いささか独見が多すぎて、とてもではないが純粋中立な技術論としては読めない。ただし、毒も適量ならば薬になるものだ。あくまで個人的にだが、とてもためになった。特に、本著に横溢する批判的精神にはおおいに感化された。これまでは気に入らない作品でも「勉強だ」と割りきり、「どこが面白いのだろう」と首をヒネりながら読んでいたものだが、本著のおかげで自らの感性にそぐわないものを無理に摂り入れる必要はないのだと気づくことができた。「面白くない」と批判しても良いのだ、と知ることができた。

2016/06/23

批評講座としても読める部分も多々。漱石を読みたくなる。

2016/03/02

ゆーま

彼岸過迄を読みたくなった

2017/06/13

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