少年聖女
少年聖女 / 感想・レビュー
おしゃべりメガネ
こちらも『アメトーク〜読書芸人』で光浦さんがオススメしていた作品です。初読みの作家さんでしたが、う〜ん…なんともレビューに困る作品でした。面白いとかの評価ではなく、こういう世界観を書けてしまう作家さんがいるんだということに、単純に驚きを隠せません。分かる、分からないではないかもしれませんが、かなりマニアックな作風で好みがわかれてしまうかもしれません。しかし、いろんな作家さんや作品を手に取るキッカケとなったテレビ番組の企画にはやはり感謝すべきなんでしょうね。機会があれば他の作品も気になる作家さんですね。
2016/11/18
starbro
鹿島田真希、芥川賞受賞作「冥土めぐり」に続いて、久々の2冊目です。本作は、アンドロギュノス的なラブ・ストーリー、妖しげな雰囲気の割には、さわやかな読後感です。新宿二丁目辺りでは、良くある話なのでしょうか?恋愛も多様性の時代なんでしょうね。「叡智」という言葉が頻繁に出てきて、新鮮な感じがしました。
2016/09/30
青蓮
初読み作家さん。Twitterで見かけて気になり、読んでみましたが、正直、私には難解でした。でも物語に強く惹き込まれるパワーは感じました。タマ、武史、優利の不安定な人間関係は読んでいて胸が苦しくなりました。どうやっても、彼等には破滅しか待っていないような……また時間を於いて再読したら違う景色が見えそうです。
2017/03/09
ちょき
全編を通して背徳的な愛情で一杯で、私には1ミリも響かないが、響く人だけ、理解できる人だけが読めばいいし、自由である。登場人物の独特の言いまわしは、原始的ではあるが、筆力はあるなと感じた。繰り返すが、私には1ミリも響かないのだが、丁寧に最後まで読ませていただきましたともえぇ。
2016/12/03
亜希
何はともあれよく最後まで読んだね、と自分を褒めてあげたい。そのくらいつまらなかった。最初から何が言いたいのかよくわからないなーと思っていたけれど、後半はもうわからない、というかわかりたくもない、ってかつまんないわのオンパレード。芥川賞受賞の『冥土めぐり』は好きだったんだけどな。もう鹿島田さんの作品は手に取らないと思います。
2017/05/13
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