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ここから先は何もない

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作家
山田正紀
出版社
河出書房新社
発売日
2017-06-20
ISBN
9784309025865
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ここから先は何もない / 感想・レビュー

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NAO

新聞の書評が気になって読んでみた。『星を継ぐもの』へのオマージュとして書かれたこの作品は、超高度なハッキング、宇宙SF、超人工知能、人類誕生の謎といった要素を盛り込んで、なかなか壮大な話に仕上げている。沖縄に向かうまではかなりスピード感がありおもしろいが、大風呂敷を広げすぎたためか、だんだんスピードダウンし、雑になっていく感じがちょっと残念。でも、私は、話としては結構好きだった。

2017/12/03

chiru

巻末で、わたしも大好きなSF『星に継ぐもの』に挑戦する形のオマージュ作品だとあります。誰も入りこめない無人小惑星探査機(=密室)のシステムを書き変えたのは誰か?目的は?…人類の起源まで遡るような謎の真相を、ハッカーたちが追います。『ここから先は何もない』が”人類の存在意義”を表わす秀逸なタイトル。希望にも絶望にもとれる不可思議なゴールへの着地も素晴らしく、読み終えるのが辛かったです。★5

2018/01/17

山田太郎

やっぱりボブデュランだったりしたもんかと思うと中島みゆきなんで、こういうセンスというかなかなかの高齢なのにすごいなと思いました。ミステリやらSFやら冒険ものやら範囲は広いし、かなり多作だし、すげぇなこの人と感心しながら読みました。昔のSFの人のパワフルっぷりはすげぇと思いつつまだ新作読みたいなと思いました。

2017/09/12

keroppi

「星を継ぐもの」へのオマージュとして読んだのだが、いきなり銀行やキャバクラが出てきてどうなるの?と思ってしまった。読んでいくと、宇宙には出ないのだが、壮大なSFとなっていく。ただどうもこの設定に入り込めず、「星を継ぐもの」の方が、面白かったなと思った。

2017/08/29

就寝30分前

最後まで読んだのですが、よくわからないことが多くて、日を改めて再読します。感想はその時に。

2018/07/25

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