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あぁ、くたびれた。

あぁ、くたびれた。

あぁ、くたびれた。

作家
高峰秀子
出版社
河出書房新社
発売日
2018-07-26
ISBN
9784309027128
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あぁ、くたびれた。 / 感想・レビュー

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小豆姫

5歳の子役から、いやもおうもなく大人の世界で仕事をし常に人の視線にさらされ続けてきたということ。ちやほやされもし、様々な思惑に翻弄されもしただろう。想像しただけで、へとへとにくたびれそうだ。華やかさの陰に、どれほどの辛く悔しいギリギリの内面の闘いがあったことかと。20代から80代へ、波乱に富んだ生涯のその時々の心の声が聞こえてくる。嫌いだったという女優業を辞め、善き伴侶を得て妻として一人の女性として生きた晩年の穏やかな語りが心を打つ。

2018/09/06

おーね

20代の高峰秀子の文章は確かにとげをまとっている印象があります。

2018/10/02

niki

「人間を可愛がってくれるだけでは、自分にとって、そんなもの、全然あてにならない。私はそんなことでうぬぼれない」高峰秀子三十歳の時の言葉。 彼女の本は何冊目かはわからないけれど、大好きでたまらない。男も女も関係ない。人間としてすごい人、美しい人。

2024/05/25

チョビ

女優やってた頃の病みっぷりから一転、結婚後のエッセイスト兼生活アドバイザー的な仕事になってからなんと幸せそうなこと!基本的に単発で何かに寄稿したりインタビューが文章化されたものなので、松山氏の影は薄い。だが、医者になれなかった男がたった一人の人間の精神を立ち直させたのはもう、奇跡だ。パリのような男性か、悪くない。( ´艸`)(´-ω-)ウム。

2018/11/21

あゆころ

筆者の文章がとても好きなので、新刊がでると、今からのべるようなことを絶対に言う、とわかっていながらよんでしまうすなわち、本人がエッセイ組み込まなかったような寄せ集めの文章、細切れのものをまとめて「幻の」などと銘打って売り出すことって、どうなのよ?ここに書かれている事は、生前の著書で存分に語られているし…?という事であります。

2018/12/26

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