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こどもの季節 恋愛論序説

こどもの季節 恋愛論序説

こどもの季節 恋愛論序説

作家
佐野洋子
出版社
河出書房新社
発売日
2019-03-12
ISBN
9784309027883
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こどもの季節 恋愛論序説 / 感想・レビュー

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Kei

谷川俊太郎さんの解説、あとがき、が素敵。佐野洋子さんの本質を言い当てているような。しかし、実生活では上手くいかなかった。それもわかるような、です。

2019/06/22

ツキノ

2019年3月発行。元は1984年発行の単行本。過去に2回文庫化され、今回改題、一部表記修正のうえ、刊行。「恋愛論序説」とはよくぞ言ったもので「幼い頃から大人になるまで人を愛するレッスンを気づかずに繰り返した」半自叙伝。子どもの目で見聞きした大人の事情の描写がうまい。谷川俊太郎の解説もいい。

2019/04/20

マホカンタ

『中野のお父さんは~』を読んだ際、その中にこの本の単行本である『恋愛論序説』が触れられていた。この本を読むと、著者の代表作である『100万回生きたねこ』は、絶望の本であると思うと。そこに紹介されていた『二十一歳 夏』は、単行本と違って表記方法が変わってしまっているのが残念。大人になるまでの彼女の『恋愛』とは、言えないまでも経験した淡い、幼いレッスンが淡々と記されている。だからどうしたというわけでもなく、ぷつりと終わる過去の物語。谷川さんの解説がとてもよい。

2019/09/14

りょう

以前読んだ「恋愛論序説」の改題みたいだ。すっかりわすれてるけど。子どもがまったく子どもの世界にいることのできる幸せを痛感する。スマホとか、ゲームとか、大人が作った遊びじゃなくていられるって幸せだなあ。

2019/05/30

ちどり

恋愛論序説という副題のとおり 幼い頃から成人に至るまでに 多々の男が登場し おのれの糧となり塵となりする洋子氏のものがたり。 おのれが死んだ後も 元亭主の谷川俊太郎氏に あとがきなどを著わされるのは 一体どんな気持ちでいるんだろうなと思ったりする。

2019/06/30

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