教育
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芥川賞受賞第1作は学園ハレンチ×超能力×ディストピア!? 遠野遥×松井玲奈 同い歳小説家の対談が実現!
共に1991年生まれ。注目の同い歳小説家の遠野遥さん(左)と松井玲奈さん(右) 当時28歳にして『破局』で芥川賞を受賞した遠野遥さん。俳優として活躍、小説家としても注目を集める松井玲奈さん。「文藝」掲載時から反響続々の遠野さん3作目刊行記念として1991年生まれ、同い歳小説家の対談が実現! 遠野松井さんは同い歳だと聞いていたので、小説も書かれていると知ったときから、いつかお話ししてみたいと思っていました。 松井ありがとうございます。私も、同じ時代を生きてきたはずなのにどうしてこんなにも生み出されるものが違うんだろうと、『破局』を読んだときからずっと興味を惹かれていたので、こういう機会をいただけて嬉しいです。遠野さんの文章って、淡々と削ぎ落とされている感じがするんですよね。読み手に与えられる情報が限りなく凝縮されているというか……今回の『教育』はその濃度がさらに高くなっていて、読んだあとしばらくは引きずってしまいました。 遠野嬉しいです。松井さんの『累々』は連作短編集ですけど、読み進めていくとすべて同じ人のことが語られているのがわかってきて、状況や相手に応じてこん…
2022/2/5
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教育 / 感想・レビュー
starbro
遠野 遙、3作目です。本書は、著者版シリアスな令和の破廉恥学園でした。中高生の男子は、オ●ガズム3回でも楽勝ですが、中高生の女子と50代のおじさんは辛いです。 https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309030142/ 【読メエロ部】
2022/03/02
いっち
小説はなんでもありだと思った。主人公は、全寮制の学校の学生。 学校では、一日三回以上オーガズムに達すると成績が上がりやすいとされ、学校側から生徒にポルノ・ビデオが供給される。どんな学校だよと思う。以前、冒頭のAVのインタビュー場面で、読むのをやめたが、『破局』を読めたので再度本作にチャレンジしたら、最後まで読めた。性的描写の多様で敬遠していたが、性描写はパッケージに過ぎなかった。本質は違う。何が本質かというと、面白ければいい。最後まで一気に読ませる文章力があれば、テーマや主張などどうでもいいのだと思った。
2023/04/22
美紀ちゃん
冒頭と最後が同じ文章で、すごい。 DVDのインタビュー内容? 芥川賞作家の言おうとしていることを汲み取るのは難しい。 何を学んでこれからどうなりたいのか? たぶん、透視?超能力的なことを鍛えているようだが。 テストを受けて何になるのか? 何の意味があってやっているのか? そのための努力がすごい。 食事や運動などルールを守ろうとする努力を強制されているように感じる。 睡眠部の未来の話はわからなかった。 主人公は狂っているように感じる。 真夏の方が、考え方がまとも。かわいそう。 教育とは狂気の世界なのかも。
2022/01/23
ユースケ
伸るか反るか、野球でいうと、バッドを長く持ってフルスイングするような内容で、予定調和のほっこりストーリーにあまり興味がない自分としては、最後まで面白く読めた。 テイストとしては村上春樹が大好きな中学生が書いたようなものであるが、随所に盛り込まれた意味不明なエピソードもちゃんと面白く、なんだかよくわからないが、次回作もよんでみようかという気分になっている。 これまたよくわからないが、もし映画化するなら、今は亡きスタンリーキューブリックあたりに撮って欲しい。
2023/02/09
ガチャ
閉鎖された空間で過ごす生徒たち。 そこには厳粛的なルールがあり、それを破ると処罰の対象となってしまう。 テストの結果次第で誰かの言うことを聞かなきゃいけなかったり、言うことを聞かせられるようになったりと。 生徒たちは成績があがることを常に考え行動しているが、その方法が何ともぶっとんでいて、 そんなやり方で成績が上がるのか。 これは洗脳? 私にはちっともわからなかった。
2022/03/27
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