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センチメンタルワールズエンド

センチメンタルワールズエンド

センチメンタルワールズエンド

作家
武瑠
出版社
河出書房新社
発売日
2022-02-26
ISBN
9784309030272
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センチメンタルワールズエンド / 感想・レビュー

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チワ

幸せになってはいけないという呪いから鋭ニが解き放たれるには死ぬしかなかったのだろうか。 美咲が見つめ続けた死と生の痛みは鋭ニが背負って消えられるものだったのだろうか。 マコの死の責任を美咲一人で背負えるはずなんてないし、その人の一生を誰かが肩代わりすることなんてできない。でもその人の人生を共有させて救われせてほしいという気持ちはわかる。

2022/03/14

栗林

著者の作品を読んだことはなく、音楽作品のファンというわけでもない。アイドル文学を読みたいと思っていたところに「疫病神アイドル」という文字が引っ掛かったので読んだ。でもこれは出ているアルバムをちゃんと聴かないと全部受け取ったことにならない読書な気がする。この手の作品――自死をしようとした女を途中で引き留める男の話はいくつかあるが、そのジャンルの中だと特に目立った物語ではない。どちらかというと、ラスト間近でステージに立ったミサキがMCで吐露した話の方が心に残った。アーティストが書いた小説だからかもしれない。

2022/05/22

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